旅行中の家族のための日本のベビーシッター
ホテルに来てもらえるシッターは、旅行中の家族にとっていちばん手軽な保育であることが多いです。日本でのベビーシッターのルールと、予約前の確認方法をまとめました。
結論から
旅行者も日本でベビーシッターを予約できます。シッター事業者は、個人で活動している人も含め、都道府県または市への届出が義務づけられています。ただし届出は推薦ではないため、事前に本人と会い、身分証と資格を確認し、保険の加入も確かめましょう。
シッターのルール
ベビーシッターは、法律上は認可外の「居宅訪問型保育事業」にあたります。2016年4月からは、子ども1人でも事業として預かる場合、開始から1か月以内に都道府県(大きな市では市)へ届け出て、毎年報告することが必要です。2019年からは、保育士や看護師でないシッターには決められた研修の修了が求められています。
公式の一覧で確認する
全国共通の一覧はありません。東京都は都内の大部分の一覧を公開していますが、港区、文京区、品川区、世田谷区など、独自に一覧を持つ区もあります。京都市や大阪市も公開しており、国の検索サイト「ここdeサーチ」でも届出のある事業者を探せます。東京都は、一覧が実態と異なる場合があると注意しています。
一覧に載っているのは届出をしたという事実で、立入調査の結果や推薦ではありません。
事業者、アプリ、ホテル
- 事業者:シッターを雇用または契約しています。
- マッチングサイト・アプリ:個人のシッターとつながります。国のガイドラインに適合しているサイトは公開されています。
- ホテル:一部の大きなホテルは客室へのシッターを手配しています。多くは宿泊者限定で、数日前までの予約が必要です。英語に対応しているかも確認しましょう。
国のチェックリスト
こども家庭庁は、料金ではなく信頼できるかどうかで選ぶこと、そして次の点を確認することを勧めています。
- 予約の前にシッター本人と会い、当日はその本人にだけお子さまを預ける。
- 事業者名、シッターの氏名と連絡先、写真付きの身分証を確認する。
- 保育士証など、持っていると言われた資格は実物を見せてもらう。
- シッターまたは事業者が保険に加入しているか確認する。
- 宿泊先以外の場所で預かる場合は、事前にその場所を見ておく。
- 預かり中の連絡方法と、緊急時の対応を決めておく。
- お迎えのときに、どう過ごしたかの報告をもらう。
英語が話せるシッター
大都市では、英語が話せるシッターがホテルや滞在先に来てくれる民間サービスがいくつかあります。同じ点を確認してから予約しましょう。
どのくらい前に予約するか
決まったルールはありません。ホテルは数日前までが一般的で、民間のシッターはさまざまです。学校の休み期間や夜の時間帯は早めに予約しましょう。
TabiTotsについて
TabiTotsには、スクールや体験教室と並んで、ベビーシッターや地域の保育施設も掲載されています。どの施設も、予約を受けられるようになる前に届出や登記を確認しています。詳しい情報は予約前に確認でき、英語でも日本語でも予約できます。ただし、私たちの確認はご家族ご自身の確認の代わりにはなりません。上のチェックリストもあわせてご利用ください。
出典
- こども家庭庁 — ベビーシッターを利用する際の留意点
- 内閣府 規制改革推進会議 資料(ベビーシッターの届出制度)
- 東京都福祉局 — 認可外の居宅訪問型保育事業 一覧
- 世田谷区 — 認可外の居宅訪問型保育事業
- 京都市 — 認可外保育施設の情報
- 京都市 — 居宅訪問型保育事業
- 大阪府 — 認可外保育施設を利用される方へ
- こども家庭庁 — ここdeサーチ
- ベビーシッターマッチングサイトのガイドライン適合状況
- Hotel New Otani Tokyo — Babysitter
2026年9月時点の情報です。制度は変わることがあるため、ご利用前に施設や自治体へご確認ください。